アトリエに準備された3種類のレッスン花材。
明日、ゲスト講師として招待された神戸の某大学で使用する花たち。
女性と仕事・・・? グローバルに学び、ローカルに活躍する・・・? などがテーマとなる授業なんだそう。
うーん、確かに、女性だし仕事してるし、渡仏したし、地元に根づいて地道にやってますが・・・
なんかテーマがカタイ!!大丈夫か、私!?
たっぷりと設けてもらった時間、しっかりと使わせてもらおうと今回考えたのは各カラーから好きな色、3種類の花器から好きな花器をチョイスしてもらおうという選択制。
学生たちの個性豊かな仕上がりがとても楽しみです。
ヒマワリもおしゃれになったもんだわ・・といつも思うチョコフレークがメインのオレンジ、ブラウン系。
奥は淡いピンクのアスターがメインの優しい色合い。
私なら間違いなくコレ! と手を伸ばす、アナスタシアグリーンの大輪マムがメインのグリーン系。
前日の準備は、ウェディングの作り込みの時の心境とよく似ている。
会場をイメージして、必要な物をリストアップ。
あたりまえだけど、準備物を何度も確認。
花を念入りに下処理して、水揚げしてこれまた何度も確認。
忘れ物に気づいたり、間違いを指摘してくれる人は誰もいない私の仕事はなかなかの緊張感だ。
普段のレッスンではまず関わることのない、現役の大学生たち。
まだ会ってもいない彼らに、たくさんの想像をしたり、同じ頃の自分を重ねたりしてなんだかソワソワ、ワクワクしている。
私が花に出会ったのもこのくらいだったかな。
この仕事で食べていく! と決めたのはもっと先だったけれど。
20代前半、これからの人生の中に、ほんの少し何かのきっかけになれば嬉しいなと考えてみたり・・